アーサナ

「肩甲骨ヨガ」「肩甲骨回し」「肩甲骨はがし」など テレビやメディアの影響もあって、 肩甲骨を動かすといいことがある!という考えは、 一般的になりましたね。 上手に動ければ、確かに肩こりが解消されたり、 色んな神経を刺激し血流もよくなるに違いないのですが、 気になるのは、スタジオで習った通り必死にやった結果、 「かえって肩こりがひどくなった」 「首や手足がしびれてきて、腕が上がらなくなった」という方が、 しばしば現れることです。 レッスンでやっている様子を見せていただくと、 歯を食いしばって首や肩に力を入れつつ、 肩甲骨だけを思いっきりぐりぐりと動かそうとしていたりします。 肩甲骨は腕と一緒に動きます。 そしてその腕は、頭や脊椎が動く動きについてくると 一番スムーズに動きます。 つまり、体は全体でつながっていて、 あんまり部分だけに気持ちを集中させてしまうと、 ほかのところは、かちかちに緊張したまま、 どこかで無理をするんですね。 まずは一息ついて深呼吸♪すったり、吐いたりしている間に、 お尻やあし、肋骨などが動くこと、 それに腕が鎖骨から指先まで動き出したら、 頭や脊椎と一緒にひじを前から動かしていきましょう。 すると、きっと肩甲骨は自然に動きます。 呼吸と肋骨の動きに合わせれば、必死にやるより、きっと動きますよ♪ 痛みのないアーサナを手に入れる ~アレクサンダー・テクニークヨガ(ATヨガ)~体験はこちらから ...

「ヨガのアジャストってどうすればいいのだろう?」 指導者の方は、そう悩んだことはありませんか。 例えば、ダウンドッグが台形になってしまったり、 苦しそうにポーズをとっている生徒さんがいたとします。 生徒さんのお尻を押してみたり、ひいてみたり, 教わったとおりのアジャストをしても、たいていはうまくいかなし、 伝わらない。 生徒さん一人一人が異なり、状態もやろうとしていることも、 今日これからやることもあなたとは違います。 だから、同じダウンドッグのポーズのようでも、 一人ひとりの身体の可動域も思っていることもちがいます。 アジャストを安全に行うには、まずあなたがダウンドッグに対する理解と さらに生徒さんの動きを観察するスキルが必要になってくるということです。 でも、それに気づけたとすれば、それは素晴らしい成長と学びのチャンスです! 百人いれば百通りのヨガある。 ~一人ひとりを尊重するアジャスト~ 生徒さん一人一人はみんな違う人生を生きてきて、 違う体を持って生きています。  私が思う指導者のアジャストとは、その生徒さんがやりたいことに寄り添い、 道のりを一緒に探すお手伝いをすることだと思います。 もしかしたら、必要がないこともあるかも知れません。 なぜなら、時間をかけて生徒さんは自分のやり方を 必ず見つけていくものでもあるからです。 一つしかやり方がない、形はこれだ、と決めるのではなく、 その生徒さんの望み、そのときに進みたい分だけが 進めるようなお手伝いをする、アジャスト(直す、正す)より サポート(お手伝いする)を基本精神に考えたいところです。 1.「正そう」とすることの危険 ヨガポーズの「形」は、実はその前にどんなふうに動いたか、 その前の動き次第で形は決まります。 もし完成形がおかしくても、それは一人一人の生徒さんが 動いた結果であり、生徒さんの気持ちや願いから出てきた動きによるものです。 怖かったり、不安だったり、よくわからなかった、 普段使いなれないからだの使い方をしている、 それぞれの事情で生徒さんが個々の事情で動いた結果なのです。 だから「形」を直そう、という考えは過去を変えようとするような、 不自然な結果を生みます。 さらに「正そう」とその人の気持ちに敬意を払ってないアジャストは、 生徒さんを緊張させ、しばしば怪我を生む結果になります。 自分も含めて、沢山のヨガをする生徒さんたちが、こういうアジャストで 怪我をして長いこと苦しんできたのを私は見てきました。 そこで、まず大事にしてほしいのは、あなた自身の直感と、 一人ひとり違う生徒さんへのリスペクト(敬意)です。 それさえあれば、ポーズのプロセスはだんだんとわかってくるし見えてきます。 ポーズには必ずやり方があり方向性があります。 疑問さえ持ち続ければ、 生徒さんもあなたも、 人には学ぶ力もありますし、 こたえが今なくても、常に「なぜだろう?」と問えていれば大丈夫です。 必ず動きについての理解も深まり、あなたが望むレッスンもできるようになるのです。自分を信じていきましょう! 次回は、いよいよダウンドッグの動きの観察方法、アジャストについても書いていきますので、お楽しみに! ************************ 銀座ATヨガ体験day ~安全で痛みのないヨガと身体を手に入れるために~ 痛みのないアーサナを手に入れる ~アレクサンダー・テクニークヨガ(ATヨガ)~体験はこちらから ...

キャメルポーズ(らくだのポーズ)などの後屈は、 やり方によっては、腰や首に負担がかかり、怪我しかねない多いポーズです。 一般的に後屈のポーズをとるときは、背後、というのは目や鼻などの 感覚器がないこともあり、誰でも怖いと思うため、どうしても少し体を 緊張させてやってしまうことが多いものです。 そういう私も、実は私も、マツヤアーサナをとるときのアジャストで怪我をし、 頸椎ヘルニアになってしまい、長いこと後屈が大嫌いでした。 しかし今は、ATヨのやり方に、体の考え方と使い方を変え、 怪我する前よりさらに心地よく、後屈できるようになりました! では、どんな風に考えることで心地よく痛みなくできるか、これから 何回かのシリーズで説明したいと思います。 1.「首を守ろう」は役に立たない まずはあまり役に立たないことから説明しておきます。 らくだのポーズのような後屈系のポーズでしばしば耳にするのが 「首を守って後屈する」などの「首」に関するインストラクションです。 多くは、「守る」「ガクッと倒さない」 などやってはいけないことのインストラクションが多いようです。 しかし多くの方にとって、「首」のイメージはあいまいです。 実際の解剖学的な構造と誤ったイメージを持っていることが多いものです。 例えば「首はどの辺りから始まりますか?」と生徒さんに聞くと、 多くの人は、顎の下のラインあたりから、鎖骨のあたりまでを首と大半の方が 指します。 ところが実際には頚椎は耳のラインのあたりから始まります。 つまり、多くの人が、本当の後屈の動きのピボットポイントを 実際より低くイメージして後屈しているのです! さらに、その首(頚椎)は、単独で存在するのではなく 脊椎全体と連動して動きます。 長さも頭の下あたりから、尾骨まで長さがかなりあります。 せっかくある長くて太い脊椎を、「首」という部分で縊って、 守りながら動こうとすることが、脊椎全体に本来は分散してかかる 重力を首だけに集中させてしまい、 首や腰を痛める結果になるのです。 首で やってはいけないこと、守るインストラクションより、 体と脊椎全体をどう動かしたらいいか?を指示してあげると、 安全な後屈ができるのです。 例えば「頭頂から脊椎全体で動く」「あしや股関節も使って」 などのインストラクションの方が、 土台も安定し、首だけに負担はかからなくなります。 できるだけ、脊椎全体を使うようにヨガしましょう! 腰痛になったり頚椎を痛めない、後屈のやりかたについては、引き続き書いていきますので楽しみにしていてくださいね。 銀座ATヨガ体験day ~安全で痛みのないヨガと身体を手に入れるために~ 痛みのないアーサナを手に入れる ~アレクサンダー・テクニークヨガ(ATヨガ)~体験はこちら ...

チャトランガで手首や肩が痛い!人のための3つのポイント チャトランガで、「手首」が痛い、肩や鎖骨が痛い!というときの 改善方法についてポイントです。     痛みがあるとき、というのは、 どうしてもカラダの痛いところに 気がいってしまいがちです。 「手首が痛いな」と思ったら、 手首をなんとかしようとしたり、鍛えようとしたり、 守ろうとしたり、、いろんなことを無意識にやろうとします。 でも、痛みの原因は、痛いところを直接何かしようとすることで、 さらにその部分に負荷をかけていることが多いのです。   本当は、もっと身体全体を使ってできることを、 ある部分だけでやろうとしていることが、 重圧を一か所にかけ、それが痛みの原因になるのです。     例えばチャトランガダンダーサナで手首が痛いとき、 見直してみてほしいのはやり方です。 以下の3つのポイントを参考にしてみましょう。 動き始めを大切に! ~頭と脊椎で邪魔な動きを解除~   そもそもチャトランガのときは、 その前のポーズ、プランクポーズの時点で、 いかに自然に手の床についているか、 でほぼポーズはきまります。     手をつくときは、 腕は鎖骨から指先まですべてあることを意識して     指先、手首、肘、肩、鎖骨の 根本まで遠いところの関節が動いて 腕全体が軸から離れていくことを意識します。     先に指に力を入れたり、 手のひらを広げたりする必要はありません。     また肩関節から重みをかけるより、 「頭から腕がつながっている」と思う方が よけいな力をかけずに済むことが多いようです。     体重は手をつけば 自然に重みがかかるので、 さらに力を入れる必要はないのです。     試しに反対のことをやってみましょう。     腕や肘を伸ばして...

「ガラスの腰」を持つ祥子です。 最初に腰痛になったのは、高校一年生。1時間の授業で座っているのが辛く、休み時間の度に友達にマッサージしてもらってました。(女子校だったのが幸いでした。。。) その後も、5年に1回ぐらいのペースでひどい腰痛になり、検査はすれど特に何もなく、マッサージ、鍼、カイロプラクティック、etc...

ATヨガを具体的にどう活かしているか「ヨガサロンことは」の祥子編です。 サロンをオープンしたのが2016年5月なので、約3年になりますが、主にこの3つに活用しています。 1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用2.チャクラというエネルギーの調律に活用3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用 一人でいろんなクラスを展開していますが、その全てにATヨガを活用しています。 では、それぞれどういうことか説明していきます。 1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用 初めての生徒さんには必ず、ATヨガの原理原則(頭と脊椎の話)の話をしています。(何回描いても、画力がさっぱり上がらないのが悩み。笑) そして、・生徒さんにそれぞれのアーサナの動かし方を伝え、・一人ひとりの実際の動きを観察し、・不必要にチカラが入っている箇所、動かす方向性、動かす順番などのアドバイスを個別に行なっています。 ちなみに、その人に合わせて具体的に指導するために定員4名としています。 プロップスもたくさん使いながら生徒さんの要望にもお応えします。 ナタラージャーサナをやってみたい!という要望にお応えしました。 動きの方向性と順番を明確にし、プロップスを活用することで、チャレンジングなアーサナも安全に行なっています。私には無理と思っていることに、可能性が出てくるって、とても素敵なことです。 2.チャクラというエネルギーの調律に活用 こちらは少々概念的な話になります。私はチャクラワーク協会の認定講師としてというチャクラを調律するためのヨガ(チャクラヨガ)を教えています。チャクラはスシュムナーという気道に存在し、そのスシュムナーは脊椎に沿っていると言われています。第1ムーラダーラチャクラは尾骨、そのまま脊椎を上っていき、第7サハスラーラチャクラは登頂にあります。 まさに頭と脊椎。頭と脊椎全体を協調させるということは、チャクラの調律につながるのです。 ATヨガとチャクラに出会ったのは半年ずれぐらいだったのですが、「同じ!」と、衝撃を受けたことを覚えています。 ちなみに、アレクサンダーテクニーク教師であるグレン・パークは、『アレクサンダー・テクニークによる変容の術』という書籍のなかで、チャクラについて触れています。 3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用 これはアレクサンダーテクニークのプロコースの授業で繰り返し教わることです。的確な指導の前に、自分の頭と脊椎の状態を整えることから行います。 自分が固まった状態だと、それを見た生徒さんが、意識・無意識に関わらず固まってしまうからです。さらにこちらが固まった状態で、アジャストすると(生徒さんに触れると)、その微妙な緊張が手を通じて生徒さんのカラダに伝わり、動きを制限してしまうからです。 正しいアーサナの説明よりも、自分の頭と脊椎に気づき、自らが自由に動ける状態にしておくことの方が重要なのです。 また、生徒さんへの触れ方も通常のアジャストとは全く異なります。ATヨガは、生徒さんの自然なカラダの動きを大事にしているので、生徒さんのカラダをギュッと、押したり引いたりすることはありません。動きの方向性を示すだけなのです。 触るか触らないか程度のタッチですが、生徒さんは非常に動かされた感覚を持ちます。これは生徒さん自らが作り出した動きなのです。 現在は、こんな形でATヨガを活用しています。 実践的で、すぐに役に立つことができる、広く応用が効くということが伝わると嬉しいです。 今後も教え方を磨いていきたいと思います。 Shokoヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定)http://chakrayoga-kotoha.jp ...