ATヨガの効果と基本「頭と脊椎の協調作用」

アレクサンダーテクニーク・ヨガとは、「頭と脊椎の協調作用」を活用したヨガです。

「頭と脊椎に始まり、頭と脊椎に終わる」といっても過言ではありません。

ちなみにアレクサンダーテクニークは、
ロルフィングフェルデンクライス・メソッドと並んで、世界三大ボディワークのひとつと言われるトレーニング法です。
アレクサンダーテクニークの成り立ちや理論については、改めてご紹介したいと思います。

本題に戻ります。

頭と脊椎が、何なのでしょう?

簡単に言うと、

「頭と脊椎が自由に動ける状態にすれば、
全身の動きが自由になる」

という人間のカラダ・動きの構造の原理原則です。

では、頭と脊椎が自由に動ける状態にするにはどうしたら良いのでしょう?

まずは、人間のカラダの基本的構造をご紹介します。

1.脊椎のカーブを忘れてませんか?

脊椎がこの図のようにカーブをしていることを、多くの人が知っています。


しかし、知っているにも関わらず、実際の場面で、私たちは変な動きをとります。
姿勢が悪いなー・・・と思った時、背筋をまっすぐにしようとしていませんか?本来カーブをしている脊椎を、まっすぐにすると動きに制約が出てきます。(またカーブすることによって自然に頭や胴体の重さを自然に分散させているところを、まっすぐにしてしまうと全部がある部分(例えば腰の一部)にかかることになります。これがしばしば腰痛を起こす原因になるのです。)
自然なカーブがあるからこそ、私たちは痛みなく、自由に複雑な動きができるのです。

2.首はどこからどこまで?

首はどこからどこまで?と聞かれたら、多くの人がアゴから鎖骨までのあたりと答えるのではないでしょうか?

よく観察してみましょう。

首は鼻や頬骨の高さから始まっています。

首を回す際、鼻のあたりから頭を動かすのと、アゴのあたりから頭を動かすのとでは、可動域や緊張、もしくは痛みが変わってきます。
鼻の高さから動かす方が、楽だと感じるのではないでしょうか?

3.頭の重さはどれぐらい?

頭は約5kgぐらいの重さがあります。
私たちの細い首の骨の上には5kgが常に乗っています。

5kgの米を想像してみてください。
めちゃくちゃ重たくないですか?

ですが、この5kgは辛いことだけではありません。
頭を上手に使うと重心移動として利用することができ、全身がついてきやすくなると言うメリットがあります。
意識しないと、この5kgは非常に重たい荷物として、常に全身を押し下げてきます。
皆さんは、頭をどちらで使っているでしょうか?

以上が、カラダを楽に自由に使うための知識・条件になります。

最後に.構造を活かしたカラダの使い方の探求

1〜3の構造を活かしてカラダの使い方を探求するヨガが、ATヨガです。

構造通りにやればいいんでしょ?と、簡単なことと思うかも知れません。

ところが、私たちはそれぞれ、カラダの使い方にクセを持っています。

また、カラダに不要な緊張を与え、自ら動きづらくしていることが多いのです。そしてそのことに気づかない。

自分自身の動きのクセや不要な緊張に目を向けてみませんか?

ぜひ、一度、ATヨガにお越しください。

お待ちしています。

Shoko 
ヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定)
http://chakrayoga-kotoha.jp

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