ATヨガをやると「痛みが軽減する」もしくは「痛みがなくなる」といった現象がしばしば起きます。 ちなみに私は、5年前、チャトランガでの肘の痛みが、その場で治った衝撃で、ATヨガを学ぶ決意をしました。 その話はまたどこかで詳しくするとして、 ATヨガが"痛み"(主に慢性的な痛み)というものをどのように捉え、どのように取り扱っているかをご紹介したいと思います。 1."痛み"とは、"カラダからのメッセージ"である  日常における肩こり、腰痛、膝の痛み、アーサナにおける、首、手首、股関節の痛み...

今回はビジネス編です。ヨガレッスンで収益を増やしたい方に向けて書いています。 ヨガ指導者の皆さんは、どのようにレッスン料金を決めているでしょうか?料金を決める時、変更する時、悩みますよね?悩んで悩んで、決められない、変えられない...

初めまして。ATヨガのアシスタント・ティーチャーの三河祥子(みかわ しょうこ)です。 日頃は、目黒区大岡山にて「ヨガサロンことは」という個人サロンを運営しています。 アレクサンダー・テクニークとの出会いや、ヨガサロンことはの説明は別の機会にするとして、今回は、指導者向けに伝えるヨガとして、なぜATヨガを選んだのかを、お伝えしたいと思います。 ごまんとあるヨガの中で、なぜATヨガを選んだのか? 最大の理由は、 ①指導の現場で役に立つ、という確信があるから です。 生徒さん一人ひとりのカラダの使い方のクセが見えるようになり、その生徒さんにとって自然な動きを指導することができるようになります。 その結果、 アーサナが安定したり、できないアーサナができるようになったり、そして、痛みまでなくなってしまう! ということが、本当に起きるのです。 ちなみに私は、トレーニーという研修中の身ですが、すでにATヨガを使って教えています。 良いと思ったことが、明日からのレッスンで活かせるのもATヨガの良いところです。 ちなみに、自分の痛みも改善することもできます。 なぜって、痛みを引き起こしている動きがわかるようになるから。 もう一つの理由は、やや上級編。 ②ATヨガは、自由でいられるから です。 ATヨガは、流派が関係ありません。カラダに関することでも、ココロに関することでも指導に活かすことができます。アーサナの具体的な指導から、自分が伝えたいヨガってなんだろう?を明確にしていくプロセスにも、役立てることができます。 ???ですよね。(笑) でも、ホントなので、ATヨガのクラスは、いつも異種格闘技戦です。 摩訶不思議な世界に、ぜひお越しください。 みなさまのお越しを心よりお待ちしております。 ATヨガを自分のサロンで具体的にどう活かしているかはこちら。↓↓↓ATヨガの活かし方(ことは 祥子編) Shokoヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定) http://chakrayoga-kotoha.jp/ ...

アレクサンダーテクニーク・ヨガとは、「頭と脊椎の協調作用」を活用したヨガです。 「頭と脊椎に始まり、頭と脊椎に終わる」といっても過言ではありません。 ちなみにアレクサンダーテクニークは、ロルフィング、フェルデンクライス・メソッドと並んで、世界三大ボディワークのひとつと言われるトレーニング法です。アレクサンダーテクニークの成り立ちや理論については、改めてご紹介したいと思います。 本題に戻ります。 頭と脊椎が、何なのでしょう? 簡単に言うと、 「頭と脊椎が自由に動ける状態にすれば、全身の動きが自由になる」 という人間のカラダ・動きの構造の原理原則です。 では、頭と脊椎が自由に動ける状態にするにはどうしたら良いのでしょう? まずは、人間のカラダの基本的構造をご紹介します。 1.脊椎のカーブを忘れてませんか? 脊椎がこの図のようにカーブをしていることを、多くの人が知っています。 しかし、知っているにも関わらず、実際の場面で、私たちは変な動きをとります。姿勢が悪いなー・・・と思った時、背筋をまっすぐにしようとしていませんか?本来カーブをしている脊椎を、まっすぐにすると動きに制約が出てきます。(またカーブすることによって自然に頭や胴体の重さを自然に分散させているところを、まっすぐにしてしまうと全部がある部分(例えば腰の一部)にかかることになります。これがしばしば腰痛を起こす原因になるのです。)自然なカーブがあるからこそ、私たちは痛みなく、自由に複雑な動きができるのです。 2.首はどこからどこまで? 首はどこからどこまで?と聞かれたら、多くの人がアゴから鎖骨までのあたりと答えるのではないでしょうか? よく観察してみましょう。 首は鼻や頬骨の高さから始まっています。 首を回す際、鼻のあたりから頭を動かすのと、アゴのあたりから頭を動かすのとでは、可動域や緊張、もしくは痛みが変わってきます。鼻の高さから動かす方が、楽だと感じるのではないでしょうか? 3.頭の重さはどれぐらい? 頭は約5kgぐらいの重さがあります。私たちの細い首の骨の上には5kgが常に乗っています。 5kgの米を想像してみてください。めちゃくちゃ重たくないですか? ですが、この5kgは辛いことだけではありません。頭を上手に使うと重心移動として利用することができ、全身がついてきやすくなると言うメリットがあります。意識しないと、この5kgは非常に重たい荷物として、常に全身を押し下げてきます。皆さんは、頭をどちらで使っているでしょうか? 以上が、カラダを楽に自由に使うための知識・条件になります。 最後に.構造を活かしたカラダの使い方の探求 1〜3の構造を活かしてカラダの使い方を探求するヨガが、ATヨガです。 構造通りにやればいいんでしょ?と、簡単なことと思うかも知れません。 ところが、私たちはそれぞれ、カラダの使い方にクセを持っています。 また、カラダに不要な緊張を与え、自ら動きづらくしていることが多いのです。そしてそのことに気づかない。 自分自身の動きのクセや不要な緊張に目を向けてみませんか? ぜひ、一度、ATヨガにお越しください。 お待ちしています。 Shoko ヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定)http://chakrayoga-kotoha.jp ...

チャトランガで手首や肩が痛い!人のための3つのポイント チャトランガで、「手首」が痛い、肩や鎖骨が痛い!というときの 改善方法についてポイントです。     痛みがあるとき、というのは、 どうしてもカラダの痛いところに 気がいってしまいがちです。 「手首が痛いな」と思ったら、 手首をなんとかしようとしたり、鍛えようとしたり、 守ろうとしたり、、いろんなことを無意識にやろうとします。 でも、痛みの原因は、痛いところを直接何かしようとすることで、 さらにその部分に負荷をかけていることが多いのです。   本当は、もっと身体全体を使ってできることを、 ある部分だけでやろうとしていることが、 重圧を一か所にかけ、それが痛みの原因になるのです。     例えばチャトランガダンダーサナで手首が痛いとき、 見直してみてほしいのはやり方です。 以下の3つのポイントを参考にしてみましょう。 動き始めを大切に! ~頭と脊椎で邪魔な動きを解除~   そもそもチャトランガのときは、 その前のポーズ、プランクポーズの時点で、 いかに自然に手の床についているか、 でほぼポーズはきまります。     手をつくときは、 腕は鎖骨から指先まですべてあることを意識して     指先、手首、肘、肩、鎖骨の 根本まで遠いところの関節が動いて 腕全体が軸から離れていくことを意識します。     先に指に力を入れたり、 手のひらを広げたりする必要はありません。     また肩関節から重みをかけるより、 「頭から腕がつながっている」と思う方が よけいな力をかけずに済むことが多いようです。     体重は手をつけば 自然に重みがかかるので、 さらに力を入れる必要はないのです。     試しに反対のことをやってみましょう。     腕や肘を伸ばして...

「ガラスの腰」を持つ祥子です。 最初に腰痛になったのは、高校一年生。1時間の授業で座っているのが辛く、休み時間の度に友達にマッサージしてもらってました。(女子校だったのが幸いでした。。。) その後も、5年に1回ぐらいのペースでひどい腰痛になり、検査はすれど特に何もなく、マッサージ、鍼、カイロプラクティック、etc...

ATヨガを具体的にどう活かしているか「ヨガサロンことは」の祥子編です。 サロンをオープンしたのが2016年5月なので、約3年になりますが、主にこの3つに活用しています。 1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用2.チャクラというエネルギーの調律に活用3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用 一人でいろんなクラスを展開していますが、その全てにATヨガを活用しています。 では、それぞれどういうことか説明していきます。 1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用 初めての生徒さんには必ず、ATヨガの原理原則(頭と脊椎の話)の話をしています。(何回描いても、画力がさっぱり上がらないのが悩み。笑) そして、・生徒さんにそれぞれのアーサナの動かし方を伝え、・一人ひとりの実際の動きを観察し、・不必要にチカラが入っている箇所、動かす方向性、動かす順番などのアドバイスを個別に行なっています。 ちなみに、その人に合わせて具体的に指導するために定員4名としています。 プロップスもたくさん使いながら生徒さんの要望にもお応えします。 ナタラージャーサナをやってみたい!という要望にお応えしました。 動きの方向性と順番を明確にし、プロップスを活用することで、チャレンジングなアーサナも安全に行なっています。私には無理と思っていることに、可能性が出てくるって、とても素敵なことです。 2.チャクラというエネルギーの調律に活用 こちらは少々概念的な話になります。私はチャクラワーク協会の認定講師としてというチャクラを調律するためのヨガ(チャクラヨガ)を教えています。チャクラはスシュムナーという気道に存在し、そのスシュムナーは脊椎に沿っていると言われています。第1ムーラダーラチャクラは尾骨、そのまま脊椎を上っていき、第7サハスラーラチャクラは登頂にあります。 まさに頭と脊椎。頭と脊椎全体を協調させるということは、チャクラの調律につながるのです。 ATヨガとチャクラに出会ったのは半年ずれぐらいだったのですが、「同じ!」と、衝撃を受けたことを覚えています。 ちなみに、アレクサンダーテクニーク教師であるグレン・パークは、『アレクサンダー・テクニークによる変容の術』という書籍のなかで、チャクラについて触れています。 3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用 これはアレクサンダーテクニークのプロコースの授業で繰り返し教わることです。的確な指導の前に、自分の頭と脊椎の状態を整えることから行います。 自分が固まった状態だと、それを見た生徒さんが、意識・無意識に関わらず固まってしまうからです。さらにこちらが固まった状態で、アジャストすると(生徒さんに触れると)、その微妙な緊張が手を通じて生徒さんのカラダに伝わり、動きを制限してしまうからです。 正しいアーサナの説明よりも、自分の頭と脊椎に気づき、自らが自由に動ける状態にしておくことの方が重要なのです。 また、生徒さんへの触れ方も通常のアジャストとは全く異なります。ATヨガは、生徒さんの自然なカラダの動きを大事にしているので、生徒さんのカラダをギュッと、押したり引いたりすることはありません。動きの方向性を示すだけなのです。 触るか触らないか程度のタッチですが、生徒さんは非常に動かされた感覚を持ちます。これは生徒さん自らが作り出した動きなのです。 現在は、こんな形でATヨガを活用しています。 実践的で、すぐに役に立つことができる、広く応用が効くということが伝わると嬉しいです。 今後も教え方を磨いていきたいと思います。 Shokoヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定)http://chakrayoga-kotoha.jp ...