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by 祥子三河
ATヨガを具体的にどう活かしているか「ヨガサロンことは」の祥子編です。
サロンをオープンしたのが2016年5月なので、約3年になりますが、主にこの3つに活用しています。
1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用2.チャクラというエネルギーの調律に活用3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用
一人でいろんなクラスを展開していますが、その全てにATヨガを活用しています。
では、それぞれどういうことか説明していきます。
1.アーサナにおける動きの観察・分析・提案に活用
初めての生徒さんには必ず、ATヨガの原理原則(頭と脊椎の話)の話をしています。(何回描いても、画力がさっぱり上がらないのが悩み。笑)
そして、・生徒さんにそれぞれのアーサナの動かし方を伝え、・一人ひとりの実際の動きを観察し、・不必要にチカラが入っている箇所、動かす方向性、動かす順番などのアドバイスを個別に行なっています。
ちなみに、その人に合わせて具体的に指導するために定員4名としています。
プロップスもたくさん使いながら生徒さんの要望にもお応えします。
ナタラージャーサナをやってみたい!という要望にお応えしました。
動きの方向性と順番を明確にし、プロップスを活用することで、チャレンジングなアーサナも安全に行なっています。私には無理と思っていることに、可能性が出てくるって、とても素敵なことです。
2.チャクラというエネルギーの調律に活用
こちらは少々概念的な話になります。私はチャクラワーク協会の認定講師としてというチャクラを調律するためのヨガ(チャクラヨガ)を教えています。チャクラはスシュムナーという気道に存在し、そのスシュムナーは脊椎に沿っていると言われています。第1ムーラダーラチャクラは尾骨、そのまま脊椎を上っていき、第7サハスラーラチャクラは登頂にあります。
まさに頭と脊椎。頭と脊椎全体を協調させるということは、チャクラの調律につながるのです。
ATヨガとチャクラに出会ったのは半年ずれぐらいだったのですが、「同じ!」と、衝撃を受けたことを覚えています。
ちなみに、アレクサンダーテクニーク教師であるグレン・パークは、『アレクサンダー・テクニークによる変容の術』という書籍のなかで、チャクラについて触れています。
3.教えている時の自分の姿勢やアジャストの手の使い方に活用
これはアレクサンダーテクニークのプロコースの授業で繰り返し教わることです。的確な指導の前に、自分の頭と脊椎の状態を整えることから行います。
自分が固まった状態だと、それを見た生徒さんが、意識・無意識に関わらず固まってしまうからです。さらにこちらが固まった状態で、アジャストすると(生徒さんに触れると)、その微妙な緊張が手を通じて生徒さんのカラダに伝わり、動きを制限してしまうからです。
正しいアーサナの説明よりも、自分の頭と脊椎に気づき、自らが自由に動ける状態にしておくことの方が重要なのです。
また、生徒さんへの触れ方も通常のアジャストとは全く異なります。ATヨガは、生徒さんの自然なカラダの動きを大事にしているので、生徒さんのカラダをギュッと、押したり引いたりすることはありません。動きの方向性を示すだけなのです。
触るか触らないか程度のタッチですが、生徒さんは非常に動かされた感覚を持ちます。これは生徒さん自らが作り出した動きなのです。
現在は、こんな形でATヨガを活用しています。
実践的で、すぐに役に立つことができる、広く応用が効くということが伝わると嬉しいです。
今後も教え方を磨いていきたいと思います。
Shokoヨガサロンことは(目黒区大岡山 女性限定)http://chakrayoga-kotoha.jp
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